ラコステのマーク

ラコステが日本に入ってきたのは、1971年です。
このころの日本のファッション界には海外ブランドのワンポイントがついた服が流行しました。
ラコステはもちろんのこと、傘のマークのアーノルドパーマー・パイプのマークのトロイ・風見鶏のマークのウェザーコック・ペンギンのマークのマンシングなど大流行しました。

そのなかでも、ラコステはかなり人気がありました。
このワニのマークのラコステにも一つだけ問題がありました。
それは同じワニのマークのブランドがあったのです。
ヤマトインターナショナルがライセンスを持っていたクロコダイルでした。
こちらもラコステに劣らぬ人気のあったブランドです。

両方ともに左胸にワニの刺繍(ワッペン)のついたポロシャツを中心としたスポーツウェアだったのです。
当時は今ほど、みんながファッションに詳しくはなかったので、ラコステとクロコダイルをよく間違ったりしていました。
簡単な見分け方は、ワニの向きなのですけれど、
ラコステは向かって左向き、クロコダイルは向かって右向きと一発で判るのです。
それと、大きさもレコステのほうが少しちいさく、マークもラコステはまっすぐ付けてあり、クロコダイルのマークは少し斜めに付けてありました。

これらのワンポイントのデザインの入った服の流行は、これまであまりカジュアルファッションの充実をしていなかったメンズのファッションにとっては大きな過渡期となったのです。

これからも、ラコステは男女を問わずに流行を取り入れて、しかし、ラコステの歴史を忘れずに新しい服作りをしていくでしょう。